それぞれの布の特性をいかしてこその美しいのれん。
空間に合う、布の色・柄を見本帳よりご自由にお選びください。

   手紡ぎ手織りの麻は
       日本の織物のはじまり


麻織物は肌にふれた時の涼しさや、さらにシャキッとした張りの感触が
暮らしの中で息づき、現代に受け継がれてきたのでしょう。
風邪を透かし、光を透かし涼風に揺れるのれんの風情がそれを物語っています。

麻織物ができるまで
  原料の麻の繊維を細かく手で裂き、つなぎ合わせて糸にします。
   経糸ははからみやすいので布海苔を煮とかし、糊にしたものを2〜3回塗りつけて整経します。
   縦糸は杼に入れ、手織りで仕上げます。心地いい素材。
   織りあがったものは余分な糊気を洗い落とし、その後科学染料や草木染めで染色します。


                               ◆

お手入れは意外と簡単です。
   洗濯は中性洗剤で手洗いをお願い致します。(クリーニングも可)   
   布の隅々を引っ張り、形を整え、水気の残っているうちにアイロンをかけて下さい。
    
  ※麻は遣うほどに味わい深いものになります。
   また自然素材のため、多少の縮みや色落ちをすることがあります。


                               ◆

麻は夏のもの?
   <青>では一年を通して麻のインテリアを提案しています。
  夏には変り織りや透ける素材と組み合わせた涼しげなもの、また秋から冬にかけ ては
  厚手の太布を用いたり二重に仕立てたものを用いています。 


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